e新たな経済対策 策定へ

  • 2016.07.12
  • 情勢/経済

公明新聞:2016年7月12日(火)付



誠実かつ謙虚に 無年金解消などに努力
自公党首が確認



参院選投開票から一夜明けた11日、公明党の山口那津男代表は首相官邸で安倍晋三首相(自民党総裁)と会談した。両党首は与党両党で目標の改選過半数(61議席)を超えた結果を踏まえ、国民に約束したことに誠実かつ謙虚に取り組み、新たな経済対策の策定や社会保障の充実などを進める方針を確認した。自民・谷垣禎一、公明・井上義久両幹事長が同席した。

席上、自公両党首は選挙協力について、互いに謝意を表明。山口代表は、「自民党から推薦をいただいた選挙区は全て勝たせていただき、感謝、御礼を申し上げたい」と述べた。

また、山口代表は、消費税率10%への引き上げを2年半延期した安倍首相の「新しい判断」について、参院選を通じて国民の理解を得たとの認識を示し、「2年半の間に10%への引き上げで本来やるはずだった無年金の解消策などの財源を見いだす努力をしてもらいたい」と改めて要望。安倍首相は「一緒に努力していきたい」と応じた。

憲法改正をめぐる議論のあり方について山口代表は、「国会の憲法審査会で落ち着いて議論を深めていくべきだ」と強調。安倍首相は、「その通りだ。そのように努力したい」と述べた。

両党首は、新たな参院議長や常任委員長などを決めるための臨時国会を8月冒頭に開くことも確認した。

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