e東北の訪日客増を推進

  • 2016.07.19
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年7月18日(月)付



宮城県で石井国交相
女川駅、塩釜港など視察



石井啓一国土交通相(公明党)は17日、宮城県女川町と塩釜市などを訪れ、東日本大震災の被災地の復興状況を視察した。

このうち、復興の進展ぶりが注目される女川町では、2015年3月に4年ぶりに開業したJR女川駅の駅舎と、同年12月にオープンした同駅前のテナント型商業施設「シーパルピア女川」を訪問。須田善明町長らは町の復興計画を説明しながら、「人口減少社会にあっても持続的に発展する街づくりを住民と一緒に進めている」と述べた。

続いて、石井国交相は、塩釜市内にある塩釜港旅客ターミナル(マリンゲート塩釜)を調査。佐藤昭市長らは同港の南東北地域のエネルギー供給拠点としての機能や、観光汽船などを活用して地域の賑わいを創出する取り組みを語った。同市議会公明党(浅野敏江団長)のメンバーと、根本朝栄党塩釜総支部長(多賀城市議)が同行した。

このほか、石井国交相は、大震災の津波で児童ら84人が犠牲になった同県石巻市の大川小学校を視察。同市議会公明会(伊藤啓二会長)のメンバーが同行した。

視察後、石井国交相は記者団に対して「引き続き政府一丸となって復旧・復興に取り組み、被災者の実感につなげる」と強調。その上で、東北の観光振興の重要性に言及し、「まだまだ東北に足を運ぶインバウンド(訪日外国人)が少ない。復興庁とも連携し多くの外国人に来てもらえるよう取り組む」と語った。住宅・インフラ整備については「さらに注力していく」と述べた。

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