eリンゴの黒星病が深刻
- 2016.07.28
- 情勢/気象
公明新聞:2016年7月28日(木)付
被害状況を緊急調査
党青森県本部が弘前市で
公明党青森県本部の伊吹信一代表(県議)と小田桐慶二、外崎勝康の両弘前市議は27日、同県津軽地方のリンゴ園で黒星病の被害が相次いでいることを受け、同市新岡で緊急調査を行った。
黒星病はカビに感染し、果実や枝に黒い斑点が生じたり、果実が硬化して裂ける病気。リンゴ農家の廣戸亮さんは「すでに感染したリンゴを7割近く切り落とした。例年よりも被害が深刻」と窮状を訴えた。
県によると、今年は雪解けが早かった上、温暖化の影響で地中の菌が活発化。さらに、防除時期に適切な農薬散布が行われず、被害が拡大したとみられている。
調査後、伊吹代表は「県や市に対し、黒星病の原因究明と再発防止策を求めていく」と語った。