e夜間中学の設置を促進
- 2016.08.01
- 情勢/社会
公明新聞:2016年7月31日(日)付
早急な法整備めざす
会合で富田氏
公明党の富田茂之衆院議員は30日、千葉県松戸市で全国夜間中学校研究会(花山吉徳会長)が開いた会合に出席し、先の通常国会で継続審議となったフリースクールや夜間中学校などを支援する「教育機会確保法案」を「秋の臨時国会で成立させたい」と強調した。
富田氏は、さまざまな事情で義務教育を修了できなかった人などが通う夜間中学の支援強化に、公明党が一貫して取り組んできたことを紹介。自身の主張が反映され、政府の教育再生実行会議の提言(2014年7月)に初めて「夜間中学の設置を促進」という文言が盛り込まれたと力説した。
また、同年10月には浮島智子衆院議員が国会質問で夜間中学の全都道府県設置を訴え、文部科学相の前向きな答弁を引き出し、予算が増額されたと述べた。
会合では、公明党の西村恭仁子神奈川県議が、神奈川県内の夜間中学に関する取り組みについて講演した。