e安倍再改造内閣が発足
- 2016.08.04
- 情勢/経済
公明新聞:2016年8月4日(木)付
経済最優先、働き方改革へ
石井国交相(公明)は留任
第3次安倍再改造内閣は3日夕、皇居での認証式を経て発足した。これを受け、安倍晋三首相は首相官邸で記者会見し、再改造内閣について「未来チャレンジ内閣」と命名。「最優先課題は経済だ。未来への投資を大胆に行う2016年度第2次補正予算案を秋の臨時国会に提出する」と表明した。
首相は、働き方改革に関し、「実現会議」を設置し、年度内に実行計画を策定する方針を表明。18年度までとしていた同一労働同一賃金の実現に向けたガイドライン策定は、「年内をめどに策定し、早期に関連法案を提出する」と述べ、前倒しする考えを示した。
再改造内閣では、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官、岸田文雄外相、石井啓一国土交通相(公明党)らが留任。新たに働き方改革担当相を新設し、加藤勝信1億総活躍担当相に兼務させた。
防衛相には女性で2人目となる稲田朋美氏、五輪担当相には丸川珠代前環境相を充てた。女性閣僚は改造前と同じ3人。初入閣は8人で、経済産業相に世耕弘成氏が起用された。
安定、清新さ持つ布陣 山口代表
内閣改造に先立ち、安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は、首相官邸で会談し、経済再生などに向けた自公政権の取り組みをさらに加速させていく方針を確認した。菅義偉官房長官や自民・二階俊博、公明・井上義久の両幹事長が同席した。
会談後、記者団に対して山口代表は、今回の内閣改造について、「主要閣僚を留任させて内閣の骨格を維持したところに安定感が見られる。東京五輪・パラリンピックや経済対策などでは清新な顔触れを投入し、前向きな姿勢も表れている」と評価した。
石井啓一国土交通相(公明党)が留任したことに関しては、国交相が観光振興や防災対策など重要な政策を担うことに触れ、「これまでの経験を生かし、安倍首相の下で存分に力を発揮してほしい」と述べた。
内閣改造に先立ち、安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は、首相官邸で会談し、経済再生などに向けた自公政権の取り組みをさらに加速させていく方針を確認した。菅義偉官房長官や自民・二階俊博、公明・井上義久の両幹事長が同席した。
会談後、記者団に対して山口代表は、今回の内閣改造について、「主要閣僚を留任させて内閣の骨格を維持したところに安定感が見られる。東京五輪・パラリンピックや経済対策などでは清新な顔触れを投入し、前向きな姿勢も表れている」と評価した。
石井啓一国土交通相(公明党)が留任したことに関しては、国交相が観光振興や防災対策など重要な政策を担うことに触れ、「これまでの経験を生かし、安倍首相の下で存分に力を発揮してほしい」と述べた。