e核廃絶への取り組み拡大

  • 2016.08.05
  • エンターテイメント/メディア

公明新聞:2016年8月5日(金)付



オバマ訪問から新たな一歩
山口代表



公明党の山口那津男代表は4日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、6日に広島、9日に長崎で71回目の「原爆の日」を迎えることについて、「今年はオバマ米大統領の広島訪問を受けての式典となる。歴史的な一歩を記したことを踏まえた式典になることを期待したい」と述べ、公明党として核兵器廃絶に向けた取り組みを拡大していく考えを示した。

この中で山口代表は、5月の米大統領の広島訪問に関して、核廃絶に向けた公明党の主張や取り組みが実っていく中で実現したとの認識を表明。その上で、今後は「(国際社会などが)『核兵器のない世界』に向け、どう新たな歩みをつくり出していくかが大事だ」と指摘した。

また、公明党の取り組みについて、現在、国連の作業部会で核軍縮に向けた議論が行われていることに触れ、「わが国政府の主張をサポートし、幅広い国際合意に形成されていくことを推進したい」と力説した。

一方、東京都政の課題については、「東京五輪・パラリンピックという国家的行事を予定している中、政府と東京都が連携し、成功させることが重要な課題だ」と指摘。公明党は「都議会において都民本位の役割を果たしたい」と語った。

都知事選で公明党などの推薦候補が敗れたことには、4日の党中央幹事会で党都本部の高木陽介代表(衆院議員)から、党支持者の方々の多大な支援に謝意が示されたと報告し、「私自身も、ご支援に心から感謝を申し上げたい」と述べた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ