e8月末から中南米訪問
- 2016.08.09
- 情勢/国際
公明新聞:2016年8月9日(火)付
パナマ、コロンビア、キューバ
政治、経済などで交流強化
山口代表が発表
公明党の山口那津男代表は8日、国会内で記者会見し、今月30日から9月8日の日程で、パナマ、コロンビア、キューバの中南米3カ国を訪問すると発表した。山口代表を団長に、遠山清彦国際局長(衆院議員)、平木大作国際局次長(参院議員)が同行する。公明党として中南米に訪問団を派遣するのは初めて。
山口代表は、党中南米訪問団の目的について「日本と中南米の政治、経済、文化交流の強化をめざす」と強調。各国の要人、政府や議会関係者との意見交換、関連施設の視察などを活発に行う考えを示した。
その上で、パナマに関して、拡張された新運河を横断するモノレール建設に、日本の円借款が使われることなどに言及し、「パナマと日本の関係を一層強化したい」と力説。
コロンビアに関しては、政府と反政府ゲリラ組織の間で和平合意が結ばれる見通しとなったことを踏まえ、長年の抗争で埋設された地雷の除去支援に向けた調査や意見交換などに意欲を示した。
昨年、米国と国交正常化したキューバに関しては、「日本との関係を強化する機運が出てきている」とし、「これから日本とキューバが関係を深め、発展していけるか、各方面と意見交換をしたい」と述べた。