e体育館での熱中症防げ
- 2016.08.18
- 情勢/社会
公明新聞:2016年8月18日(木)付
小・中学校に計測器配布
東京・立川市
東京都立川市は7月、学校体育館に設置するための熱中症計を市立の全小・中学校に配布した。推進した公明党の門倉正子市議はこのほど、市立立川第七中学校を訪れ、宇野庄治副校長らから話を聞いた。
熱中症を引き起こす原因は気温のみならず、湿度や風通しなども大きく関わってくる。今回配布された熱中症計は気温、湿度とともに、熱中症の警戒度を表す「暑さ指数」を計測し表示する機器。
宇野副校長は「講演会などで体育館を利用する際は、飲み物などを持参させていた。これからは熱中症計を確認して注意していきたい」と語った。門倉市議は「体育館でも熱中症になる可能性がある。土、日は市民も体育館を使うため、熱中症計を活用し、事故を防いでもらいたい」と述べた。
門倉市議は今年6月の定例会で、全市立小・中学校の体育館に熱中症計を設置するよう求めていた。