e鍛えの夏議員の力量アップ!
- 2016.08.22
- 情勢/社会
公明新聞:2016年8月21日(日)付
全国各地で活発に研修会
山口代表が訴え 党勢拡大の先頭に
鍛えの夏! さらなる党勢拡大へ議員力の向上を―。公明党は現在、全国各地で伝統の夏季議員研修会を活発に開催しています。山口那津男代表ら党幹部が参加して、講師を招いての研修やグループ懇談などを行い力量アップを図るとともに、日常活動の一層の強化を確認し合っています。ここでは、20日に開かれた研修会での山口代表の訴えや、各地の研さんの模様を紹介します。
埼玉県本部
山口代表は、埼玉県本部の研修会で、先の参院選で勝利し、公明党の国会議員が衆参合わせて60人の陣容になったことに触れ、「安定的な基盤を生かし、これからの国政でなくてはならない存在として、公明党の力を存分に出し切っていく」と強調した。
また、間違った発言などに対し瞬時に切り返す議員の「現場力」を磨く必要性を指摘。「現場力は、議員が日常的に闘っていないと発揮できない。それを意識して日ごろから現場力を磨いていこう」と訴えた。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用については、議員と住民の双方向でやりとりができ、大勢の人と情報を共有できるといった利点を強調。「日常生活の中で短い情報をやりとりすることが大勢の人の関心を高める。説得力のある画像などが加われば、たちまち拡散して大きな力になっていく」とし、SNSのさらなる活用を力説した。
公明新聞の拡大については、分かりやすい解説記事への評価が高いと述べた上で、12月から来年2月を公明新聞の「機関紙拡大運動 集中期間」に設定したと報告。議員が率先して購読推進に取り組み、党勢拡大の先頭に立とうと訴えた。
秋の臨時国会での取り組みに関しては、「最大のテーマは、補正予算を速やかに成立させ、経済対策を実行していくことだ」と強調。中小企業支援では、大企業などとの取引条件を改善していく方針を示した。
また、持続可能な社会保障制度に向け、自民、公明、民主の3党が合意した社会保障と税の一体改革の意義に触れ、「3党合意の精神は重要だ。景気が良くない時でも一定の税収を確保し、社会保障制度を維持させるための財源が消費税だ」と指摘。その上で、消費税率引き上げによる景気への影響を抑え、低所得者ほど税負担が軽くなる軽減税率の効果を力説した。
日常活動の強化へ研さん
太田、北側、漆原、石田氏らが激励
神奈川県本部
神奈川県本部は、参加議員約130人が10班に分かれ、日常の党勢拡大について活発な議論を行った。太田昭宏全国議員団会議議長は、1期目の新人議員と懇談。「地域に根差した取り組みを強化し、党理解者の一層の拡大を」と訴えた。
新潟県本部
新潟県本部では、漆原良夫中央幹事会会長、長沢広明、平木大作の両参院議員が出席し、質疑応答を行ったほか、経済政策と議会改革について学習した。議員との懇談などを通し、漆原氏は「日常活動を強化していこう」と呼び掛けた。
奈良・和歌山県本部
奈良、和歌山両県本部合同の研修会では、議員6人が活動報告を行った。和歌山県本部の3議員は、47都道府県トップの公明得票率を記録した先の参院選比例区の戦いの模様を紹介。街頭演説回数が全国1位の奈良県本部の3議員は、広報宣伝活動や公明新聞の購読拡大など日常の取り組みを報告した。北側一雄副代表が激励した。
中国方面
中国方面本部では、石田祝稔政務調査会長が出席し、「簡素な給付措置や年金受給資格の取得期間の短縮など、参院選で国民に約束したことを誠実に、スピード感をもってやっていく」と強調した。研修会では「1億総活躍」「災害対策」などをテーマに分科会を行い、政策課題を研さんした。