e台風9号 公明、被害現場に急行

  • 2016.08.23
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年8月23日(火)付



不安募る住民励ます
千葉、東京、埼玉



公明党千葉県本部(富田茂之代表=衆院議員)の平木大作代表代行(参院議員)と角田秀穂副代表(衆院議員)は22日、台風9号による被害を受けた南房総市安馬谷地区に急行し、被災者から話を聞いた。塚定良治、仲村秀明の両県議と阿部美津江市議が同行した。

同地区では、台風による暴風で窓ガラスが割れるなど、家屋や建物への被害が発生。自宅の屋根が吹き飛ばされた松戸里子さんは、「廊下の下から竜巻のような風が入ってきて、屋根が100メートル先の道路まで飛ばされた」と語っていた。

被災者を見舞った平木氏は「被害の全容を早急に把握し、市や県と連携して、できる限りの支援をしていく」と述べた。

一方、東京都議会公明党の小磯善彦議員は、東京・町田市と神奈川県の都県境を流れる境川の増水状況を調査。浅見美子・町田市議も同行した。

境川では一時、氾濫の危険性が非常に高くなる「氾濫危険水位」を超えた。近くに住む下井政和さんは「あと30分くらい雨が降り続いたら、どうなっていたか......」と、疲れ切った表情で話していた。

小磯議員は、今年度にも着工する境川中流の大型調節池に触れ、「調節池の早期完成を後押しするとともに、治水対策に全力を挙げる」と約していた。

道路が冠水した、さいたま市西区指扇の現場には、党埼玉県本部の西田実仁代表(参院幹事長)が上三信彰市議と共に急行。近隣住民から被害状況を聞いた。

同地区は、大雨によって膝上まで浸水。近所に住む女性は、玄関先に土のうを積んで対策を取り、「水が出やすい地域とはいえ、ここまで降ったのは数年ぶり」と話していた。

調査後、西田氏は「浸水被害は県内各地で出ている。被害地域では、さらに防災対策を強化していく」との考えを示した。



台風9号で災害対策本部を設置


公明9都県本部


台風9号の被害に備え、公明党の茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、山梨、東京、神奈川、静岡の各都県本部は22日、各都県代表を本部長とする災害対策本部を設置した。

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