e再発防止へ幅広く議論

  • 2016.08.25
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年8月25日(木)付



相模原事件で党プロジェクトチームが初会合



相模原市の障がい者施設で発生した殺傷事件を受け、公明党の「相模原市障がい者施設事件 再発防止検討プロジェクトチーム(PT)」(座長=山本博司参院議員)は24日、衆院第2議員会館で初会合を開き、政府の検証状況を確認しながら幅広く議論した。

冒頭、山本座長は「さまざまな論点から再発防止に向けてしっかりと検証していく」と強調した。

会合では、福祉施設の防犯対策について、「地域に開かれた施設」としながらも、しっかりと安全を確保する体制づくりが急務であることを確認。人手不足に対応した施設職員の処遇改善や、福祉施設と警察の連携強化の必要性も指摘された。

また、容疑者が精神保健福祉法に基づく措置入院の処置が取られていたことを踏まえ、措置入院のあり方に関して解除の判断や解除後の支援体制について議論。参加議員からは、「精神障がい者を地域社会から孤立させないための仕組みが何よりも大事だ」との意見が出た。

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