e台風被害 復旧急げ
- 2016.08.25
- 情勢/社会
公明新聞:2016年8月25日(木)付
政府に治水対策など要請
党復興・防災部会
公明党の復興・防災部会(部会長=赤羽一嘉衆院議員)は24日、衆院第2議員会館で、関係省庁から台風11号と9号による大雨被害の状況と対応を聞き、万全な対策を求めた。石田祝稔政務調査会長、大口善徳国会対策委員長らが出席した。
席上、内閣府は、20日から降り続いた東日本と北日本の記録的な大雨に伴い、各地で発生した河川の氾濫や土砂災害による人的・物的被害を報告。政府一体で災害対応に取り組んでいる状況を説明した。
稲津久衆院議員は、北海道での被災状況の視察を踏まえ、常呂川と石狩川の氾濫について触れ、堤防建設を含む抜本的な治水対策を要請。国交省は「検討して報告する」と応じた。
一方、大口国対委員長は、東京都東村山市で発生した土砂崩れにより、一部区間で不通になっている西武多摩湖線について、「通勤・通学に影響がある」と訴え、早期開通を要請。国交省は、線路上に傾いた電柱や電線の撤去などを進めているとし、「早く復旧できるようにする」と答えた。