e装備、災害対応力を向上
- 2016.09.01
- 情勢/社会
公明新聞:2016年9月1日(木)付
概算要求でヒアリング
党安保部会
公明党の安全保障部会(石川博崇部会長=参院議員)は31日、衆院第1議員会館で防衛省から、2017年度予算概算要求などについてヒアリングした。
概算要求に関し防衛省は、「防衛計画の大綱」「中期防衛力整備計画」に基づき国民を守る防衛力の整備を着実に実施するための装備の充実をはじめ、災害対応能力の向上や女性の活躍推進などを盛り込んだと報告。公明党の主張が反映されていることを踏まえ、石川部会長は「年末までの予算編成で必要な予算が確保されるよう取り組む」と述べた。
また防衛省は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に11月から派遣予定の陸上自衛隊部隊に対し、平和安全法制に基づき、保護を必要とするNGO職員らを守る「駆け付け警護」を含む訓練を25日から始めたと報告。ただし、派遣部隊に新たな業務を付与するかは「今後、要否を含め政府部内で検討する」と説明した。