e日本・パナマの関係を緊密に

  • 2016.09.05
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年9月4日(日)付



バレーラ大統領と会談
拡張パナマ運河の視察も
  党中南米訪問団



公明党の山口那津男代表を団長とする党中南米訪問団は、8月31日夕(日本時間9月1日朝)、パナマのフアン・カルロス・バレーラ大統領とパナマ市内の大統領府で会談しました。

席上、バレーラ大統領は、「今回、公明党と友好を深められたことは、パナマにおける日本の存在感を高めることにつながる」との認識を表明。今回の訪問を一つの契機として、パナマ議会に日本との友好議員連盟が結成される運びとなったことを高く評価しました。

これに対し、山口代表は、「議員間の交流などをさらに進めて、これからの関係がより緊密で力強いものになるよう最大限努力したい」と応じました。

また、バレーラ大統領は、4月に円借款の交換公文が締結された、パナマ運河をまたぐモノレール(パナマ首都圏都市交通3号線)の整備に当たり、日本企業と協力し、日本の技術や機材を導入していく考えを示しました。

会談に先立ち、山口代表らは、拡張工事を終えて6月から運用が始まったパナマ運河を視察するとともに、ロベルト・ロイ運河担当相兼メトロ公社総裁と運河庁で会談。

この中でロイ氏は、運河拡張によって船体が大きい液化天然ガス(LNG)船の通過が可能になったことに触れ、日本企業のさらなる利用に期待を表明。山口代表は、運河拡張を契機とした日本とパナマの協力拡大を推進する考えを示しました。

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