e党訪問団、キューバ到着
- 2016.09.05
- 情勢/国際
公明新聞:2016年9月5日(月)付
日系人慰霊堂を訪れ献花
【ハバナ3日=竹内秀伸】公明党の山口那津男代表を団長とする党中南米訪問団は3日午後(日本時間4日未明)、コロンビア・ボゴタから空路でキューバの首都ハバナに到着した。
山口代表と遠山清彦副団長(衆院議員)、平木大作秘書長(参院議員)は3日夕(日本時間4日朝)、ハバナ市のコロン墓地内にあるキューバ日系人慰霊堂を訪問。献花し、焼香を行うとともに、日系人連絡会のフランシスコ・ミヤサカ会長と懇談した。
キューバには日本人移民が20世紀初めに渡り始め、現在は推定約1460人の日系人がキューバに在住している。慰霊堂は1964年に建立され、キューバ在住日系人にとってシンボル的な存在となっており、同連絡会が毎年11月第2日曜日に参拝行事を主催している。
また、訪問団は、1613年に伊達政宗の命を受け、慶長遣欧使節として日本を出発し、キューバの地を初めて踏んだ日本人・支倉常長の像などを視察した。
訪問団は、7日朝(日本時間7日夜)までキューバに滞在し、キューバの共産党や政府の幹部との会談などを行う予定。