e常磐道4車線化を推進

  • 2016.09.13
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年9月13日(火)付



インフラ復旧など視察
福島県で石井国交相



東日本大震災から5年6カ月を迎えた11日、石井啓一国土交通相(公明党)は福島県の被災地を訪れ、常磐自動車道4車線化や一部不通となっているJR常磐線のインフラ復旧に向けた課題を調査した。公明党の伊藤達也県議が同行した。

石井国交相は、浪江町で大震災の影響により橋脚の一部が損傷したJR常磐線室原川橋梁の復旧工事を視察。同橋は、2017年春の運転再開をめざすJR常磐線の浪江(浪江町)―小高(南相馬市)間に位置し、6月に橋脚の補修工事が完了している。

また石井国交相は、常磐自動車道の四倉パーキングエリア(いわき市)で、NEXCO東日本の廣瀬博代表取締役社長と常磐自動車道の4車線化について意見を交わした。一方、いわき市、楢葉町で石井国交相は、清水敏男市長、松本幸英町長とそれぞれ懇談し復興状況を聞いた。

視察後、石井国交相は記者団に対して、常磐自動車道の広野インターチェンジ(IC、福島・広野町)―山元IC(宮城・山元町)間の一部で、車線増設に向けて具体的な議論を進める考えを表明。「被災者が復興を実感できるよう、政府一丸となって取り組む」と強調した。

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