e安心して暮らせる街

  • 2016.09.15
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月15日(木)付



防犯カメラ増設などを促進
埼玉・川口市



埼玉県川口市は現在、住民が安心して暮らせる街をめざして「防犯対策事業」に取り組んでいる。今年7月には、JRの4駅(川口、西川口、蕨、東川口の各駅)周辺に計35台の防犯カメラを設置したほか、防犯パトロール車両を20台増やした。推進してきた公明党市議団(大関修克団長)はこのほど、JR川口駅前に設置された防犯カメラを視察し、市担当者から話を聞いた。

防犯カメラは、ひったくりなどの犯罪に対して、記録された映像が事件の解決につながる事例が増加している。そこで同市が場所を決めて取り付ける方式に加えて、自治会などに助成をする形で防犯カメラの設置の促進を図り、今年度から3年間で市内に400台設置していく方針。また、職員が地域の見回りに使用する防犯パトロール車両も、5年間で100台の配備をめざしている。

市防犯対策室の風間祐司室長は「地域の犯罪を未然に防ぐため、着実に進めていきたい」と語った。

党市議団は予算要望をはじめ、各議員が定例会の質問などを通して犯罪防止に向けた対策の強化を訴えていた。大関団長は「市民の安全を守るため、これからも防犯対策に取り組んでいく」と話していた。

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