e空き家バンクを実施

  • 2016.09.15
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年9月15日(木)付



改修、家財処分費の補助も
愛媛・西条市



愛媛県西条市は今年度から、空き家の有効活用と定住促進のため、空き家バンク制度を実施している。空き家対策については、公明党の黒河紘一郎、越智絹恵の両市議が、定例会で積極的な活用を要望するなど、推進役を果たしてきた。

同制度は、空き家の売却や賃貸契約を希望する所有者が、宅建協会の立ち会いのもと物件を調査。売却価格や賃貸料を算出して物件を登録し、市ホームページに写真と建物の概要や間取り図を掲載。現在21件が登録され、3件が成約した。

同市は、県外からの移住、定住を促進するため、同バンクを通じて物件を購入したり、貸借した場合に限り、5年以上居住する意思や自治会への加入などの条件に該当すれば、住宅改修費の3分の2を助成する事業も実施。50歳未満の家族がいる世帯は最大200万円、中学生以下の子どもがいる世帯は同400万円を補助する。

また、入居する物件に残っていた、たんすやソファーなどの家財道具を処分する場合、20万円を上限に費用の3分の2を助成する。

市地域政策課の佐伯大輔主任は「問い合わせも徐々に増えており、県外からの移住促進につなげたい」と語っていた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ