e復興へ課題解決 着実に

  • 2016.09.15
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月15日(木)付



福島・富岡町民と円卓会議
高木副大臣が出席



高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長=公明党)は14日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県富岡町の復興へ向けて、同県郡山市で開かれた「富岡町復興加速円卓会議」の初会合にに出席し、町民の代表と意見交換した。

席上、高木副大臣は、今月17日から同町の一部で帰還に向けた「準備宿泊」が始まることに触れ、「実際に宿泊する中で課題が見えてくる。円卓会議を通して丁寧に解決していきたい」と強調。さらに、「この会議は避難指示解除後も継続し、議論を通じて着実に復興への道筋を立てていく」と述べた。

同町は来年4月の帰還開始を目標にしており、町立診療所や複合商業施設の整備を進めている。会議では、町民側から住環境への不安のほか、事業再建へ向けた人材確保などに対する支援を求める声が上がった。

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