e東海・関東を東進 台風16号

  • 2016.09.21
  • 情勢/気象

公明新聞:2016年9月21日(水)付



各地で大雨、避難指示・勧告も



台風16号は20日午前0時すぎ、非常に強い勢力で鹿児島県・大隅半島に上陸した。午後1時半ごろには和歌山県田辺市付近に再上陸し、紀伊半島を横断した。強い勢力ではなくなったが、東海・関東沖に延びる前線が活発化し、大雨は西日本から東日本に移った。気象庁は土砂災害や河川の増水、低地の浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。

16号は21日未明にかけて東海・関東の太平洋沿岸付近を東へ進み、同日朝までに関東の東海上で温帯低気圧に変わる見込み。

兵庫県洲本市では20日午後0時20分すぎまでの1時間に95.0ミリの猛烈な雨が降った。近畿や東海などの一部には土砂災害警戒情報が出された。

消防庁の20日午後7時半の発表によると、大阪、兵庫、和歌山、高知、宮崎、鹿児島などの9府県で計25人が重軽傷。同日午後5時時点で避難指示が三重、京都、兵庫、徳島の4府県で約1万2000世帯の計約3万人、避難勧告が近畿、四国、九州など計9府県で約20万6000世帯の計約46万8000人に上った。

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