e10月から始まる新制度
- 2016.10.03
- 生活/生活情報
公明新聞:2016年10月1日(土)付
全国で最低賃金引き上げ 児童相談所の体制を拡充
10月から始まる新たな施策の中から、公明党が推進してきた一部の内容を紹介します。
1日から厚生年金と健康保険の加入基準が変わります。週20時間以上働くパート女性らにも拡大し、約25万人が新たな加入対象に。厚生労働省は「長期的に考えれば年金額が多くなりメリットは大きい」(年金局)と説明しています。
都道府県ごとに決定している最低賃金が、全国すべてで引き上げられます。1日から20日にかけて順次、実施され、時給で21~25円アップします。
また、0歳児を対象としたB型肝炎ワクチンの定期接種が1日から始まります。全国の市区町村が実施し、対象は今年4月1日以降に生まれた0歳児。原則無料で接種が受けられます。
一方、児童虐待件数が過去最多を更新している状況を踏まえ、都道府県や政令指定都市などに設置されている児童相談所(児相)の体制を強化。児相には児童心理司や医師・保健師などの配置が義務付けられます。