e「健康リスク」軽減へ

  • 2016.10.03
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月3日(月)付



山本さん 奈良でピンクリボン街頭



公明党の山本香苗女性委員会副委員長(参院議員)は2日、党奈良県本部女性局(高杉美根子局長=奈良市議)が同県橿原市内で開催した、乳がんの早期発見・治療を啓発する「ピンクリボン月間」(10月)記念の街頭演説会に出席し、あいさつした。

山本さんは、年間9万人が新たに患うとされる乳がんについて「早期に発見し適切な治療をすれば治癒する可能性は高く、命を守ることができる」と力説。がん検診無料クーポンの配布や個別の受診勧奨・再勧奨(コール・リコール)を推進し、検診受診率を向上させていくと強調した。

また山本さんは、働く女性が乳がんなど女性特有の疾患を抱えると、社会に及ぼす経済的損失が年6兆円に上るとの試算に触れ「女性の健康リスクの軽減は社会全体の課題だ」と主張。「『女性の健康包括的支援法案』の早期成立をめざし全力を挙げる」と訴えた。

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