e希望かなえる経済対策

  • 2016.10.03
  • 情勢/経済
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公明新聞:2016年10月3日(月)付



安定政権で施策を前へ
年明け実施の北九州市議選 断じて勝利しよう
山口代表が出席 福岡、沖縄県本部大会



公明党の山口那津男代表は2日、福岡市で開催された党福岡県本部大会と、沖縄県浦添市での党沖縄県本部大会に相次ぎ出席し、両県本部の新出発に期待を寄せるとともに、「公明党がいるからこそ、国民の望む方向へ進んでいけると(国民に)思ってもらえる政治を築いていきたい」と訴えた。

福岡の大会で山口代表は、先の参院選で訴えた経済対策を政府・与党で決定し、その一部を2016年度第2次補正予算案としてまとめ、今国会に提出したことを報告。「女性や若者が活躍し、"希望"が個人のみならず、中小・小規模企業や地方へ行き渡るようにする経済対策だ。いち早く成立させたい」と訴えた。

また、環太平洋連携協定(TPP)の承認案と関連法案についても、早期成立をめざすと重ねて主張。「こうした施策は、政治、政権が安定すればこそ前に進めることができる」と力説した。

一方、年明けに行われる北九州市議選を皮切りに、夏の東京都議選をはじめ各地で大型の統一外地方選挙が相次ぐことに触れ、「北九州市議選は次の戦いへの影響が大きい。北九州が勝てば、全国が勝つという大事な戦いだ。何としても勝利しよう」と呼び掛けた。

さらに、公明党のネットワークの力についても、「縦にも横にも生きている。今の日本の政治の中で、どの政党よりも実践力がある」と強調。常に現場で闘う姿勢で党勢拡大に挑み、同県本部が全国の先駆を切る模範を示してほしいと念願した。

大会では、新たに選出された濵地雅一県代表(衆院議員)が「先輩議員が受け継いできた『大衆とともに』の立党精神を胸に刻み、全身全霊で闘っていく」と力強く決意を披歴。秋野公造、高瀬弘美の両県副代表(ともに参院議員)は今年7月の参院選勝利の謝意を述べた上で、国民の命を守る施策の充実や、あらゆる世代が安心して暮らせる社会づくりに挑む考えを表明した。

また、北九州市議選や今後の国政選挙の連続勝利に向け、党勢拡大に関する活動方針が発表されたほか、党員の日常的な取り組みや質疑応答などが行われた。


沖縄振興へ"地の利"活用


米軍基地の課題解決めざす

党沖縄県本部大会で山口代表は、「沖縄が振興していくには、地の利を生かし、国と県と市町村が手を携えて取り組むことが極めて重要だ」と指摘。その上で、沖縄が国際物流の拠点になっていることを踏まえ、さらなる基盤整備に取り組むと強調した。

また沖縄の米軍基地問題について言及し、「沖縄の実情と県民の思いをしっかりと捉えた上で、打開すべき課題の前進を図りたい」と力説。「今後も沖縄の発展のため、力強く取り組んでいく」と訴えた。

同大会では、県本部役員人事として代表に金城勉、幹事長に上原章、幹事会会長に糸洲朝則の各県議を選出。沖縄方面本部長に再任された遠山清彦衆院議員も出席し、あいさつした。

新任の金城県代表は「『大衆とともに』との立党精神を胸に刻み、山積する政治課題の解決に全力投球していく」と決意を語った。

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