eフードバンクを訪問
- 2016.10.04
- 生活/生活情報
公明新聞:2016年10月4日(火)付
寄付受けた食品を困窮者へ
新潟市公明党
新潟市公明党(佐藤誠団長)の佐藤、小山進、松下和子、志賀泰雄の全4議員はこのほど、同市中央区にある「フードバンクにいがた」を訪問した。フードバンクは、規格外などの理由で処分される食べ物などを企業・団体や個人から寄付してもらい、必要とする人や団体に提供する活動。
「フードバンクにいがた」は同市中央区の事務所で食品の寄贈を受けている。さらに家庭で余っている食品を持ち寄ってもらう機会として「フードドライブ」を新潟市や長岡市で定期的に開催している。食品を提供する先は、地域包括支援センター、シェルター(パートナーからの暴力から逃れるための施設)など約80施設に上る。運営費は団体・個人の寄付・年会費で賄っている。
「フードバンクにいがた」の山田太郎副代表は「昨今、子ども食堂が爆発的に増えている。これ以上の食料支援を求められても対応できない」と強調。フードバンクのあるべき姿として「地域で食料を集め、その地域で食品を必要としている人たちに還元していく"地産地消"というシステムをつくっていかねばならない」と話した。
訪問を終え、佐藤団長は「フードバンクは大切な取り組みであり、市に対し、積極的に支援するよう求めていきたい」と話していた。