e被害甚大、復旧急げ
- 2016.10.07
- 生活/生活情報
公明新聞:2016年10月7日(金)付
直撃の久米島(沖縄)を視察
台風18号禍で河野氏ら
公明党の河野義博参院議員は6日、党沖縄県本部の金城勉代表(県議)らと共に、猛烈な台風18号の直撃で甚大な被害が出た同県久米島町を訪れ、大田治雄町長から要望を聞くとともに、被害現場を視察した。これには糸洲朝則県議、糸数昌洋那覇市議が同行した。
台風18号は、国内最大級の905ヘクトパスカルに発達し同町を直撃。最大瞬間風速は59.7メートルを記録し、特別警報も発表された。住宅や公共施設などが一部損壊したほか、サトウキビを中心に農水産物が被害に遭った。
住民の新垣直樹さんは「暴風で家が浮くような感じだった」と振り返り、「こんなに恐ろしい台風は初めて」と語った。伊地兼成さんも「コンクリートがガタガタと揺れるほどの暴風で怖かった」と話していた。
大田町長は農水産業の被害額が6781万円(5日現在)に上ると報告し、「まだ増えることが想定される。早期復旧へ支援を」と強調。その上で暴風で倒れる県道沿いの街路樹対策や避難所にもなる防災センターの設置などを要望した。
河野氏は「国と県で、できることを整理し対応したい」と述べ、金城県代表も、7日に県に対して要請する考えを示した。