e「人間の安全保障」で協調
- 2016.10.07
- 情勢/国際
公明新聞：2016年10月7日（金）付
次期国連総長に期待表明
山口代表
公明党の山口那津男代表は6日午前、東京都新宿区の党本部で行われた中央幹事会であいさつし、次期国連事務総長に元ポルトガル首相のアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官が選出されることが確実になったことを受け、「公明党が強く主張してきた『人間の安全保障』について、共通する認識を持てると期待している」と力説した。
山口代表は、これまでグテレス氏と会談を行ってきたことに言及。その上で、日本政府や公明党の推進で国連の「持続可能な開発目標（SDGs）」に、貧困などの脅威から人間を守る「人間の安全保障」の理念が盛り込まれたことを踏まえ、「事務総長の役割や仕事に対する支援もしていきたい」と訴えた。
併せて、アフガニスタン復興に向けた支援国会合がブリュッセルで開かれたことに触れ、アフガン支援についても、次期事務総長の取り組みに期待を寄せた。
