e豊洲問題で特別委設置
- 2016.10.14
- 情勢/社会
公明新聞:2016年10月14日(金)付
原因究明、再発防止を訴え
都議会で大松議員
13日に開かれた東京都議会の第3回定例会の最終本会議で、2016年度補正予算が全会一致で可決、成立した。都議会は豊洲市場移転問題特別委員会の設置も決めた。採決に先立ち、公明党の大松成議員が知事提出の全議案に賛成する立場から討論を行った。
大松議員は、豊洲市場(江東区)で盛り土をしていなかった問題に関し、「食の安全・安心を再構築するためには、都政への信頼回復が不可欠だ」と指摘。原因究明、再発防止を強く求めた。また、今回の問題を審議した経済・港湾委員会に属さない少数会派も含め、多くの会派が審議に参加できるよう、特別委員会の設置を共同提案(自民・公明・民進など共産以外の9会派)したと述べた。
一方、4月1日時点の都内の保育所待機児童数が、昨年から652人増加したことを踏まえ、補正予算による待機児童対策の実効性を高めるため、「保育士と保育補助者の賃金アップも支援すべきだ」と訴えた。