e民共が再び審議拒否
- 2016.10.26
- 情勢/解説
公明新聞:2016年10月26日(水)付
山口代表 合理的理由なしと批判
民進、共産両党は、25日の衆院TPP特別委員会の参考人質疑を欠席し、審議を拒否した。両党が今国会、同委で審議拒否したのは21日に続いて2度目。この日の質疑は、自民、公明の与党両党と日本維新の会で行われた。
民進、共産の審議拒否に関して、公明党の山口那津男代表は25日午前の記者会見で、両党が審議拒否の理由として、TPP承認案の委員会採決を28日にしないという確約がないとしていることに対し、「理由は到底、合理的なものではない。きちんと議論し、質疑が終局すれば採決するのが国会の基本的なルールだ」と指摘。
大口善徳国会対策委員長も25日昼の党代議士会で、「与党は採決ありきではなく、1日、1日、充実した審議をやっていく」と述べ、野党側に丁寧に呼び掛けていることを報告した。