e自閉症の早期発見へ

  • 2016.10.27
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年10月27日(木)付



市ホームページに 発達度チェックを開設
愛知・小牧市



愛知県小牧市は今年度から、自閉症の早期発見に役立つ乳幼児発達度チェック(M―CHAT)を市のホームページに開設し、注目を集めている。推進した公明党の加藤晶子市議は、橋本哲也、稲垣衿子の両市議と共に、市役所を訪れ、担当者から利用状況などを聞いた。

M―CHATは、2歳前後の子どもが対象。パソコンやスマートフォンからアクセスでき、子どもの日頃の様子に関する23項目の質問に対し、保護者が「はい」か「いいえ」で答えることで、子どもの自閉的傾向が分かるもの。結果とともに市保健センターなどの相談先一覧も表示される。

担当者は、6~8月度のM―CHATへの総アクセス数は合計で1355件に上り、毎月、300件以上の利用があると説明。その上で「M―CHATをきっかけに子どもに合った関わりを早くから考えていくことは大切なこと。不安や心配を感じたら一人で悩まずに相談してほしい」と話した。

加藤市議は昨年6月定例会で、1歳6カ月児健診にM―CHATを導入するよう訴えていた。

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