e早期返還と権益保護

  • 2016.11.04
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年11月3日(木)付



元居住者らの要望受ける
党北方領土特委



公明党北方領土問題特別委員会(稲津久委員長=衆院議員)は2日、参院議員会館で、千島歯舞諸島居住者連盟の脇紀美夫理事長から北方領土の早期一括返還などで要望を受けるとともに、政府からロシアとの領土問題解決と平和条約締結に向けた交渉経過などで説明を聞いた。

冒頭、稲津委員長は日ソ共同宣言による国交回復から60年の節目を迎えたことに触れ、「一日も早い返還、日ロの平和条約締結を強く望んでいる」と語った。

脇理事長は、元島民の高齢化で時間は限られており、今月と来月に予定される日ロ首脳会談で、「領土問題の解決に向けた具体的な成果と道筋が示されることを期待している」と強調。早期一括返還のほか、元居住者の権益保護などを要望した。

政府は、首脳会談で一致した8項目の経済協力プランの具体化などを説明した。

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