e「過重労働」の解消めざす
- 2016.11.07
- エンターテイメント/情報
公明新聞：2016年11月5日（土）付
6日に専用相談ダイヤル開設
公明推進、11月は過労死等防止月間
なくしましょう！ 長い残業―。厚生労働省は6日、「過重労働解消相談ダイヤル」（無料）を全国一斉に実施し、長時間労働や残業代の不払いなどに関する相談を受け付ける。今月は「過労死等防止啓発月間」で、その取り組みの一環。同月間は、公明党が成立を推進した過労死等防止対策推進法（2014年11月施行）に基づいて設けられた。
相談ダイヤルには、都道府県労働局の職員が直接対応。昨年は、1日で488件の相談が寄せられた。同省は「相談内容に応じて関係機関への紹介も行う。パワハラやサービス残業など、何でも気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。
月間では、全国でシンポジウムなどを開催して周知や啓発を行うほか、過労死での労災請求があった企業を対象とした重点監督の取り組みも実施する。
過重労働解消相談ダイヤルは、6日（日）午前9時～午後5時、℡0120.794.713まで。なお、水曜を除く平日夜間・土日の「労働条件相談ほっとライン」（℡0120.811.610）でも、無料で相談に応じている。
