e都議会公明党 語れる実績(1)
- 2016.11.10
- 情勢/解説
公明新聞:2016年11月10日(木)付
医療・福祉
東京都議会公明党が生活者の視点から実現した実績を紹介します。
がん対策
死亡率が9年で16%減
国民の死因1位であり、2人に1人がかかるとされるがんへの対策として、公明党は2006年にがん対策基本法の制定を主導。都政でも医療体制を強化・拡充してきました。この結果、都ではがんの75歳未満の死亡率が05~14年の間に16.5%減少しています。
高度ながん診療体制を整える国指定の拠点病院は都内に25カ所。その中心となる都立駒込病院は「がん・感染症センター」として、高精度の放射線治療装置3台などを備えています。
さらに都は、拠点病院と同等の機能を持つ病院8カ所などを指定。都小児がん診療病院も11カ所認定しています。
また、がんの痛みを和らげる緩和ケアの研修を修了した医師は、都内で8854人(15年度末現在)に上っています。
高齢者の住まい
見守りなどのサービス付き 1.1万戸を整備
お年寄りが安心して暮らせる住まいを確保するため、都議会公明党は医療・介護が連携した「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の整備を進めてきました。
サ高住は、独り暮らしや夫婦2人世帯の高齢者が対象。バリアフリー構造を備えた賃貸などの住まいで、ケアの専門家による安否確認や生活相談などの見守りサービスが受けられます。医療・介護サービスについては、施設を住宅に併設したり、地域の施設と連携しているなど、さまざまなタイプがあります。
都内では、15年度までに1万1229戸のサ高住が整備されました。
公明党はさらなる整備に向け、都営住宅や公社住宅の建て替えによって生まれる土地の活用などを訴えています。