eコラム「北斗七星」
- 2016.11.14
- 情勢/社会
公明新聞:2016年11月12日(土)付
「都議会公明党の思い出の実績」を党員・支持者の皆さんから募集したとする。「し尿運搬船不法投棄」や「母子寮総点検」での活躍は上位にランクされるだろう。今でも二つの実績を、長く党を支えてきた支持者の皆さんは忘れてはいない。「し尿運搬船」の船底に潜り込むイラストを描いて送ってくる読者もいるほどだ◆いずれも公政連時代を含む1960年代初期、50年も前の出来事。しかし、「大衆の味方」「調査なくして発言なし」という政治の原点に対する信頼を得たことは、その後の党の発展に大きく貢献した◆東京都議選が行われた2005年。小紙新年号は明治大学大学院教授で元東京都副知事の青山やすしさんと、公明党の浜四津敏子代表代行、石井義修都議会幹事長によるてい談で飾っている◆この中で青山さんはPM(粒子状物質)規制の突破口を開いた都議会公明党の闘いを話題に取り上げ、公明党の勉強熱心さ、行動力を高く評価していた。これも結局、立党精神の正しさを高く評価していることに他ならない(肩書きはいずれも当時)◆公明党は来年の都議選に23人を公認した。このうち5人が新人だ。05年以降だけですでに13人の新しい都議が誕生している。世代交代が進む中、支持者の皆さんの胸を打つ「新しい実績のドラマ」を演じてほしい。(流)