e信頼関係の構築重要

  • 2016.11.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年11月17日(木)付



山口代表と首相が一致 トランプ氏との会談で



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は16日昼、首相官邸で会談した。山口代表は、17日(現地時間)に米国でドナルド・トランプ次期大統領と会談する安倍首相に対し、「大事な局面で最初に接する同盟国のリーダーだ。人間関係を深め、信頼関係を築いてもらいたい」と要望。首相も「個人的な人間関係をつくり、信頼感を持てるようにすることが一番大事だ」と応じた。

また、首相は環太平洋連携協定(TPP)に関して、19日からペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場で、「日本の主体的な意思を示すことが重要だ。関係国と方向性をすり合わせ、日本の考え方をきちんと伝えたい。TPPがアジア太平洋、それぞれの国にとって重要な意味を持つことを話したい」との考えを示した。

APEC期間中に行われる予定のロシア・プーチン大統領との会談についても、「年末の訪日に当たり、貴重なチャンスだ。実りある方向にしたい」と述べた。

会談後、山口代表は記者団に対し、首相とトランプ氏の会談について、「コミュニケーションを密にすることで、大統領選の時の発言も、もっと客観的な認識に改まっていくのではないかと期待している。(首相には)そういう方向へと導いてほしい」と語った。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ