e小児がん患者に寄り添う

  • 2016.11.22
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年11月22日(火)付



専門職を全拠点病院に
中川氏



21日の衆院決算行政監視委員会第3分科会で公明党の中川康洋氏は、国が指定する全国15カ所の小児がん拠点病院の全てに、患者である子どもや家族らに寄り添って心理的、社会的支援を提供する専門職のチャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)を常勤で配置するよう提案した。

中川氏はCLSについて、配置されている拠点病院が全国で6施設12人にとどまる現状を指摘し、「患児と家族が中心の医療に取り組む役割からすれば本来、必ず配置されるべきだ」と訴えた。厚生労働省側は「心のケアを含めた療養環境の整備は重要」として、検討する姿勢を示した。

中川氏は、病棟で子どもの遊びや生活援助をする病棟保育士についても、常勤での雇用を求めた。

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