e3原理の変更許されず
- 2016.11.25
- 情勢/社会
公明新聞:2016年11月25日(金)付
「憲法改正の限界」で見解
衆院審査会で斉藤氏
公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は24日、衆院憲法審査会で意見表明を行い、「憲法改正の限界」に関して、「基本的人権の尊重、国民主権、恒久平和主義の3原理を損なうような変更は憲法改正の限界を超えたもの」との認識を示した。
斉藤氏は、3原理のうち基本的人権の尊重について、憲法の最高法規性を定めた97条で「侵すことのできない永久の権利」と明記されていることから、「変えてはならないと明確に宣言されている」と指摘。
仮に憲法改正を行うとしても、「新憲法と現行憲法との同一性、一体性が疑われるような改正は限界を超えている」として、同一性、一体性を確保するためにも、3原理を堅持すべきとの考えを強調した。
同審査会では、公明党の遠山清彦氏も、平和安全法制の合憲性について意見を述べた。