eコンビニで健康診断
- 2016.12.07
- 生活/生活情報
公明新聞:2016年12月7日(水)付
県内初 若年層の受診率向上めざす
滋賀・守山市
滋賀県守山市はこのほど、市内のコンビニエンスストア2店舗の駐車場で、健康診断「コンビニde健診」を実施した。県内では初の取り組み。推進してきた公明党の澁谷成子、山﨑直規の両市議は健診会場を訪れ、関係者から話を聞いた。
人が集まりやすいコンビニで健診を行うことで、健診受診率の向上と生活習慣病の発症予防につなげるのが狙い。検査内容は身長や体重、腹囲の測定、血液検査、血圧測定、尿検査など。対象は18歳以上。費用は、39歳以下は1500円、40~64歳で市国保加入者は無料。
市によると、39歳以下の健診受診者が「年間200人程度と低い水準で伸び悩んでいる現状」だという。市すこやか生活課の小川靖子課長は、「今回の健診をきっかけに、定期的に医療機関でも受診しようという意識啓発になれば」と話していた。
コンビニでの健康診断については、山﨑市議が昨年3月定例会の一般質問で提案していたもの。受診した主婦(36)は「普段は子育てに精いっぱいで健診を受ける機会もなかなかないので、良かったです」と感想を口にしていた。