e犬猫の殺処分ゼロへ
- 2016.12.09
- 情勢/社会
公明新聞:2016年12月9日(金)付
党部会など環境相にペット関連対策で要望
公明党の環境部会(江田康幸部会長=衆院議員)と動物愛護管理推進委員会(浮島智子委員長=同)は8日、環境省で山本公一環境相に対し、動物との共生社会実現に向けて、法改正も念頭に動物愛護施策を拡充するよう求める申し入れを行った。
席上、浮島委員長らは、犬猫などペットの殺処分や虐待、遺棄などが絶えない現状に関して、対策の強化などとともに、次代を担う子どもに命の大切さを教える教育の重要性を訴えた。
具体的には、(1)動物愛護センターなどを活用した教育や学習を促進する自治体の取り組み支援(2)災害時のペット同行避難の推進(3)動物の適切な飼育・譲渡の推進やマイクロチップ装着義務化の検討、犬猫などの殺処分ゼロに向けた予算拡充――などを求めた。
山本環境相は「いずれの施策に対しても懸命に取り組みたい」と応じた。