eつり下げ訓練に抗議
- 2016.12.12
- 情勢/国際
公明新聞：2016年12月11日（日）付
党沖縄県本部 米軍の落下傘事故にも
公明党沖縄県本部（金城勉代表＝県議）は9日、那覇市の外務省沖縄事務所を訪れ、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが物資をつり下げて連日にわたって同県宜野座村の民間地上空で訓練したことに対して厳重に抗議した。また、米軍伊江島飛行場（同県伊江村）でのパラシュート降下訓練で、米兵がフェンス外（提供区域外）に落下した事故にも抗議した。
席上、金城代表は「いつ危険が降りかかってくるのか分からない異常な状態は断じて容認できない」と抗議し、民間地上空での物資のつり下げや訓練の禁止、パラシュート降下訓練事故の原因究明と再発防止などを強く要請。同事務所の川田司沖縄担当大使は「本当に遺憾であり、日米同盟も危うくしかねない」と述べ、米軍に対して強く抗議する考えを示した。
同県内では、1965年に読谷村でパラシュートを取り付けた米軍のトレーラーが民間地に落下し、小学5年の女児が巻き込まれ死亡する事故が起きている。
