e北九州から勝利の大波
- 2016.12.13
- 情勢/社会
公明新聞:2016年12月13日(火)付
ネットワークで期待応える
山口代表が街頭演説
公明党の山口那津男代表は11日、北九州市内2カ所で党福岡県本部(濵地雅一代表=衆院議員)が開いた街頭演説会に出席し、公明への支援を訴えた。
この中で山口代表は、「公明党のネットワークを最大限に生かした大きな仕事ができるよう力を貸してほしい」と強調した。
また、国際社会が激動の中、今年5月にオバマ米大統領が現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問するなど、日本の外交成果に触れ、「日本を信頼、期待して世界の首脳が集まる。それは公明党が連立政権にいて安定した政治を進めているからだ」と力説した。
現在、参院で審議中の年金制度改革法案については、若い世代が安心できる制度になるよう幅広い世代で負担を分かち合う考えに基づいていると説明。加えて、同法案には出産前後の4カ月間の国民年金保険料の免除が盛り込まれていると報告した。
自民、公明の与党両党が合意した来年度税制改正大綱で、パートで働く主婦などがいる世帯の配偶者控除の年収要件を150万円以下に引き上げたことに言及し、パートの収入増や中小企業の人手不足解消が期待されるとして、「150万円まで税金がかからず、夫の給料も控除される一石二鳥の仕組みだ。公明党は暮らしを一歩一歩、前進させ、日本を良くしていく」と強調した。
公明党が強く創設を訴え、その制度で詰めの議論が行われている「給付型奨学金」については、「公明党は結党以来、奨学金制度を充実させてきた。ようやく返さなくてもいい奨学金ができる。国と市の奨学金を合わせていけば、もっと学びやすい世の中になる」と述べ、奨学金制度の拡充に全力を尽くす決意を述べた。