e関門海峡に新道路必要
- 2016.12.22
- 情勢/社会
公明新聞:2016年12月22日(木)付
井上幹事長 下関北九州道で要望受ける
公明党の井上義久幹事長は21日、衆院第2議員会館で、下関北九州道路整備促進期成同盟会の村岡嗣政会長(山口県知事)、小川洋副会長(福岡県知事)らと会い、北九州市と山口県下関市の関門海峡を結ぶ「下関北九州道路」の実現に向けた要望を受けた。公明党の北九州市議らも同席した。
同道路の整備については、公明党の吉田宣弘衆院議員が、11月16日の衆院国土交通委員会で主張したのに対し、石井啓一国交相(公明党)が、もう一度必要性を再整理するとの考えを示している。席上、村岡会長は、本州と九州を結ぶ関門橋と関門トンネルの老朽化が進み、事故などで渋滞や通行止めが頻発している現状を報告。災害時の支援物資輸送や円滑な物流の確保、地域経済の活性化、観光振興などの観点から新ルートの早期整備を訴えた。
井上幹事長は、「具体的に前に進むよう努力していきたい」と述べた。
これに先立ち村岡会長らは、石井国交相にも同様の要望を行った。