e連立政権の安定が重要
- 2016.12.26
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2016年12月23日(金)付
米大統領の広島訪問など今年1年の成果を強調
記者会見で山口代表
公明党の山口那津男代表は22日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、今年1年間の自公連立政権の取り組みと成果などについて、大要次のような見解を述べた。
【今年の総括】
一、党として連立政権の下で力を発揮し、政権と共に前進した年だった。5月の伊勢志摩サミットを議長国として成功させ、オバマ米大統領の被爆地・広島訪問という歴史的な出来事もあった。また、今月にはロシアのプーチン大統領が訪日し、年末には安倍晋三首相が米ハワイ・真珠湾を訪問して犠牲者を慰霊する。これらは政権の安定が基盤にあればこそ実現できる。国際社会が不透明な状況の中で、連立政権の安定が大事だ。
一、政権の安定を進めるためには、「緩み」があれば引き締めなくてはいけないし、「ゆがみ」と映る部分はただしていかなければいけない。「揺らぎ」があったら止める。連立政権が国民のため、国際社会のために有効に働くよう、政権を担う者が努力しながら進むことを心掛けたい。
【沖縄の米軍北部訓練場の一部返還】
一、4000ヘクタールに上る広大な場所が返ってくることは、積極的に評価されるべきだ。自然豊かな場所であり、沖縄県民にとっても価値がある。半分を超える返還面積であり、返還後は県民のために生かしてほしい。それに必要な協力も政府に求めたい。基地の返還が早く実現するよう引き続き努力したい。
【東京都議会での自公関係】
一、都議会が全会一致で決まった都知事の報酬削減とのバランスから、都議の報酬のあり方について都議会公明党が自主的に考え方をまとめた。議員報酬だから、まずは議会内で合意形成を図るべく自民党にも趣旨を伝えた。合意をつくるために努力してもらいたい。最終的には都民が判断することなので、都民にも分かるように伝えてほしい。
一、議員報酬をめぐって都議会自民党と違いが出ているが、都政を都民のために安定させていくという精神や取り組みは今後も必要であり、丁寧な対話が必要だ。