e介護現場にロボット
- 2017.01.04
- 生活/生活情報
公明新聞:2017年1月4日(水)付
仕事の負担軽減に役立てる
愛媛・新居浜市
愛媛県新居浜市は、介護現場の環境改善や介護従事者の負担軽減策の一環として、介護ロボットの導入を進めている。同ロボット導入については、公明党の佐々木文義市議が昨年2月定例会で要望していた。
各事業所に導入されたのは、人の動きをサポートして腰などへの負担を軽減する筋力補助装置「マッスルスーツ」や、高齢者の動きを画像や赤外線で見守る徘徊予防システムなど6機。
市は、介護従事者の負担を軽減する機器導入に対して国が補助する「介護ロボット等導入支援事業特例交付金」を市内の事業者にアピールし、活用を推進。補助上限額は92万7000円で、今年度は6事業所が導入した。
市介護福祉課の加藤京子課長は、「介護従事者の負担が大きい仕事をロボットが補ってくれるので、働きやすい環境が整う。離職者の減少につなげたい」と語っていた。