e新春街頭演説 地方選の勝利を国政の推進力に

  • 2017.01.04
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年1月4日(水)付



地方議会選挙の勝利を国政の推進力につなげたい―公明党は年頭から全国各地の新春街頭演説会でスタートを切った。都内でマイクを握った山口那津男代表は、公明勝利で全国に希望がゆきわたる時代を開きたいと訴えた。

デフレ脱却という大きな目標に対し、成果は着実に上がっている。公明党はこの成果をあらゆる人、全ての地方に実感してもらえる社会をめざすと訴え、昨年夏の参院選挙で国民の大きな支持を得ることができた。

今年はさらに実績を重ねていく決意である。そのためにも、住民生活に密着した地方議会で公明党の基盤をしっかり固める必要がある。国と地方が同じ目標を共有できてこそ、希望をゆきわたらせることが可能になるからだ。

特に、1月の北九州市議選、夏の東京都議選は重要な戦いとなる。

両都市とも医療や介護、子育て支援、災害対策、インフラの強靱化、雇用の創出、地域の再生・活性化など時代の先端を行く行政課題に直面している。両都市の取り組みが国政を動かすことに通じる。「知恵は現場にあり」で、現場第一主義と国政とのネットワークを持つ公明党が存在感を示すことで難問解決に貢献することができる。

29日投票の北九州市議選(総定数4減)は、小倉南区で1議席増、定数1減の小倉北区でも1議席増に挑む。また、今夏の東京都議選も各区の定数見直しによって激戦となる選挙区が多いだけでなく、北多摩3区(調布市、狛江市)では初議席をめざす。

1月告示の選挙は北九州市議選の他、10市6町。このうち、大阪府茨木市、佐賀県唐津市、愛媛県今治市、滋賀県高島市、長崎県五島市、佐賀県白石町がそれぞれ定数2減の戦いだ。何としても激戦を勝ち取る決意である。

山口代表は、昨年から世界各国で続く政治の変化を見通すことは難しいとし、「だからこそ日本が、しっかり安定した政権の下で政治を実行しなければならない」と述べ、地方議会選挙の勝利が政治安定の基盤づくりにつながると訴えた。

さあ、議員を先頭に、全国で勝利めざして戦っていこう。

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