e関空―奄美線 3月就航
- 2017.01.12
- エンターテイメント/情報
公明新聞:2017年1月12日(木)付
バニラ・エア1日1往復 訪日客、帰省客便利に
交流人口の拡大に期待
全日空グループの格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは、関西国際空港(関空)と鹿児島県奄美大島の奄美空港を結ぶ路線を3月26日から運航すると発表し、きょう12日午後2時から搭乗券の販売を開始する。1日1往復で、3月26日からの当初のダイヤは奄美、関空ともに午後0時25分発。4月6日からはダイヤが変わる。片道運賃は、最安で4780円。18日までの予約では、開設記念として最安1980円の期間限定セールも実施する。
政府は奄美大島周辺の世界自然遺産登録をめざしていることから、訪日客の利用が見込まれている。さらに、関西方面には奄美地方ゆかりの人が約30万人住んでいるとされ、帰省客の利便性向上も期待される。
奄美と関西方面を結ぶLCCについては、公明党の中野洋昌衆院議員が昨年2月の衆院予算委員会第6分科会で、利用者が多く好調な奄美―成田便に言及しながら、「関西から奄美へLCCが就航すれば交流人口がさらに拡大する」と主張。観光振興に向け、LCCの奄美―関西便の必要性を強く訴えてきた。