e相次ぐ大型地方選 北九州市など断じて連続勝利を

  • 2017.01.19
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年1月19日(木)付



あす20日告示の北九州市議選をはじめ、今月は大型の地方選挙が相次ぐ。公明党が誇る議員ネットワークの基盤をさらに盤石にし、住民の期待に応えるため、断じて勝利したい。

北九州市議選で公明党は、総定数が61から57に4減する中、全7選挙区に13人を擁立して2議席増に挑戦する。29日(日)の投票日に向け、かつてない大激戦は必至の情勢だが、過去最高議席の獲得をめざす。

これに先立ち、22日(日)に投票される大阪府茨木市議選では6人、岡山県倉敷市議選では7人の公明候補が激闘を展開している。また、29日投票の埼玉県戸田市議選で公明党は現有5議席の獲得に総力を挙げる。一つ一つの選挙戦を勝ち抜き、今年最大の政治決戦である東京都議選の勝利へとつなげたい。

地方議員は地域に密着した存在だ。それだけに、地方選の結果が住民生活に与える影響は大きい。とりわけ顕著に表れるのが、地震や台風などの大規模災害が発生した時であろう。

昨年4月の熊本地震では、自らも被災しながら住民の救援・激励に奔走した公明議員の姿があった。その中で拾い集めた現場の声を議員ネットワークを通じて国に届け、激甚災害の早期指定を後押しするなど具体的な対策に結び付けてきた。

熊本県の蒲島郁夫知事は「度重なる自然災害など試練や課題に直面した時、最後に頼りになるのは間違いなく公明党の存在」と評価する。熊本に限らず、こうした期待に応えようと各地で奮闘しているのが公明党の地方議員であることを強調しておきたい。

地域経済の振興も地方議員が取り組むべき重要課題の一つである。例えば北九州市では、アジアの新興国の成長を取り込もうと、地元企業などと協力して上下水道施設の輸出に取り組み、中小企業の業績や雇用の増加に成果を挙げている。これを強く推進しているのが市議会公明党だ。

地方の時代が本格化し、地方議会の役割がますます重要性を増す中、住民の思いや地域の声を政治に反映できるのは公明党の候補者であると訴え、地方選に連続勝利しようではないか。

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