e雲取山テーマにイベント
- 2017.01.23
- エンターテイメント/告知
公明新聞:2017年1月21日(土)付
東京都 標高「2017」メートルに着目
日本百名山の一つで、東京都最高峰の雲取山(標高2017メートル)。今年の西暦「2017」年と標高が一致することから、都は「魅力を多くの人に知ってもらう好機」と位置付け、観光振興につなげるイベントを開催する。また、三頭山、御前山、大岳山からなる奥多摩三山などに、山頂の標識を設置する方針も決めた。
昨年の都議会第4回定例会本会議で、公明党の高倉良生都議(都議選予定候補=中野区)の質問に対し、都側が明らかにした。
雲取山は、東京、埼玉、山梨の1都2県にまたがり、山頂は都と埼玉県の境になっている。都は埼玉県とも協議し、「山の日」の制定を記念して昨年8月に新しい山頂標識を設置した。
高倉都議は議会質問で、今年の西暦と標高が一致する雲取山を積極的にPRし、自然公園の魅力向上につなげる必要性を強調。さらに、名峰の山頂に、登頂時の記念撮影スポットとして登山客らに利用される標識設置も訴えた。
都側は、雲取山をテーマにしたイベントの開催を表明し、奥多摩三山などの山々についても、「周囲の景観に調和した山頂の標識を順次、整備する」と回答した。