e命の大切さ考えて

  • 2017.02.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年2月2日(木)付



小・中学校でがん教育実施
埼玉・行田市



埼玉県行田市は今年度、乳がん検診の受診率向上などの啓発活動を進める「くまがやピンクリボンの会」(栗原和江代表)と協力し、「生命の授業」を市内の小・中学校10校で実施している。市議会公明党(大河原梅夫幹事長)の二本柳妃佐子、江川直一の両議員はこのほど、市立太田東小学校で行われた授業を視察し、栗原代表から話を聞いた。

この授業は、がんの正しい知識の習得を通して児童・生徒に命の尊さを考えてもらおうと開催。学校から帰宅した子どもが学んだ内容を家族に伝えることで、保護者のがん検診の受診を促す効果も期待されている。

当日は小学5、6年生34人が参加。乳がんの治療を受けている栗原代表と、小児がんで娘を亡くした女性らが講師を務めた。終了後、子どもたちは「一日一日を大切に生きていきたい」などと感想を話していた。

二本柳議員は2015年3月定例会で、がん教育の重要性を訴え、同授業の導入を求めていた。

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