eホームドア 設置前倒し
- 2017.02.02
- 生活/生活情報
公明新聞:2017年2月2日(木)付
JR東 19年度末までに30駅で
JR京浜東北線蕨駅で1月、盲導犬を連れた男性がホームから転落し、電車にはねられ死亡した事故を受け、JR東日本は1日、同駅を含む30駅で、2020年度末としていたホームドアの設置時期を1年前倒しすると発表した。
JR東は京浜東北線や山手線、中央線など計34駅で20年度末までのホームドア整備を計画していた。蕨駅で事故が起きたことを受けて、うち30駅で整備を前倒し、19年度末までに設置を完了させる。京浜東北線と山手線の東京駅、中央・総武線の千駄ケ谷駅と信濃町駅は、20年6月までに設置の予定。
国交省と全国の鉄道事業者は16年12月、同年8月に東京メトロ青山一丁目駅で起きた視覚障がい者の転落事故などを受けて再発防止策をまとめた。利用者が10万人超の駅では優先的にホームドアを整備する一方、使用する車両のドア位置が異なるなどして設置が難しい駅では駅員による誘導案内を強化するとしていた。
公明党は、命を守るホームドアの設置加速について強力に推進している。