e日米の信頼 さらに深く
- 2017.02.06
- 情勢/経済
公明新聞:2017年2月6日(月)付
首脳会談で経済協力強化を
栃木で山口代表
公明党の山口那津男代表は5日午後、宇都宮市で開催された党栃木県本部(山口恒夫代表=県議)の新春政経文化懇話会であいさつし、10日に予定されている、トランプ米大統領と安倍晋三首相の日米首脳会談について、「日米関係がいかに大事かを再確認し、絆を深め、信頼し合って何でも話し合える関係をつくってもらいたい」と強調。その上で、「日米が経済などで対抗するのではなく、協力し合ってお互いに利益を得る『ウィンウィンの関係』をつくり出してほしい」と力説した。
この中で山口代表は、3、4日にトランプ米新政権の閣僚として初めて来日したマティス国防長官が安倍首相らと会談したことに言及。「『日米同盟は大事』との確認をすることができ、日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなっている認識も共有した」と述べ、この共通認識を基に日米首脳会談が行われることに期待を寄せた。
栃木県の地域活性化に向けては、明治時代から多くの外国人観光客が同県の日光に訪れていることに触れ、「栃木県の多様な魅力を世界の人に楽しんでもらえるようにしたい」として、豊富な観光資源を生かした観光振興を進めていくと強調。同県の産業を集積していくための支援にも全力を尽くすと語った。
会合には、輿水恵一、岡本三成両衆院議員も参加。来賓として、福田富一県知事、佐藤栄一宇都宮市長、栃木県行政書士政治連盟の青木勇夫会長らが出席した。